阪神・近本光司、3年ぶり30盗塁に王手も「別にそこはあまりない」
(セ・リーグ、阪神2ー0DeNA、22回戦、阪神13勝7敗2分、11日、甲子園)阪神・近本光司外野手(30)が四回先頭で左前にチーム初安打を放った。
「(DeNA・石田裕は)コントロールがよかったし、いいところ投げられていたので、見逃し三振も多かったと思いますけど、しっかり自分のスイングは崩さずしていこうとは思いました」
その後、リーグトップの29個目の盗塁を決め、森下翔太外野手(25)の本塁打で先制のホームを踏んだ。3年ぶりの30盗塁に王手をかけたが「いや、別にそこはあまりないです」と個人タイトルよりも、チームの勝利のために尽くす。
八回の第4打席では2死から右前打で今季40回目のマルチをマーク。今季146安打を放ち、試合前まで1本差に迫っていた広島・小園がこの日3安打で並ばれたが、リーグ2冠を死守した。